<合格者の声>

ご投稿ありがとうございます。

これから工業英検を受験される方の参考になれば幸いです。

工業英検に合格された方は、ぜひ、投稿ください。お待ちしております。

 

第109回2016年11月 工業英検1級合格 非公表 教諭(英語)

 理系英語をつけるべく工業英検を受験しました。過去、さまざま英語資格試験を受けてきましたが、最も苦労したのがこの工業英検でした。三度目の正直でようやく合格に至りましたが、大変勉強になりました。

 一次試験の過去問を解いてみて私は、語彙力の増強、無生物主語の操作、理科系の内容の文章に読み慣れておく必要があると感じました。主な教材は『発信型英語10000語レベルスーパボキャブラリービルディング』、『英語で説明する科学技術』、『理系のための英語キー構文』、『理系のための英語重要度キー動詞43』、『理系のための英語便利帳』、『The Elements of Style』です。繰り返し学習して、英語にアウトプットする練習をしました。筆記試験では、辞書を二冊持ち込めますが、辞書に頼りすぎると時間に余裕がなくなります。できるだけ地力で解答できる ように力をつけておくと良いと思います。

 二次試験の面接では、技術文書の特色とテクニカルライティング上の留意点などが問われます。対策として、『技術系英文ライティング教本』、『The Elements of Technical Writing』、『Handbook of Technical Writing』、『Technical Writing Process』から、重要だと思われる個所をまとめていき、二次対策Q&A集を自作しました。面接では日本語・英語どちらで答えても良いのですが、日本語よりも英語の方が、論理的でダイレクトな言葉選びができ、面接官の方に質問内容の確認もしやすい理由から、英語をお勧めします。

 工業英検1級はかなり難易度が高い試験です。しかし、その分やりがいもあります。今回の投稿が皆様の勉強の参考に少しでもなれば幸いです。ご健闘をお祈りしております。

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第107回2016年5月 工業英検準2級合格 非公表 会社員

 準2級については歴史が浅くて情報がないため、何かのお役に立てればと思い、この文章をしたためております。私は超のつく文系人間で、国立大に行くため仕方なくセンター試験は受けましたが、とにかく理系教科が大嫌い、数字が出る話や技術的な話は何が何やらさっぱりチンプンカンプン、なので工業英検というものがあるのは知っていましたが、自分には縁がないと思っていました。
 しかし英語は好きで、ふと3級の問題を見たら簡単で、特別な勉強をしなくてもここ数年の過去問全て合格ラインに達したため昨年受験したら合格したので、準2級にもチャレンジしました。

 一番役に立ったのは『理科系の英語読本』(志村史夫 著)でした。申し込みから1か月しか時間がなくて仕事も忙しかったのでこれしか読んでいません。冷蔵庫の仕組みとか、飛行機がなぜ飛ぶかとか、日本語なら絶対に読もうとしない話ですが、なぜか楽しく読めて、訳例を参考にして自分でもそういうふうに和訳できるか確認しまし た。英作文で点を取るのは無理だろうと思っていたので、この講読・和訳に力を入れました。

 印象に過ぎないかもしれませんが、理系には「理系の英語は違う」と強調する方や「一般英語と理系英語」というくくりをされる方が多い気がしますし、実際もっと上の級になるとそうなのかもしれませんが、やはり必要なのは一般的基本的な英語力だと思います。
 今回の単語選択問題など、極端な話文意が分からなくても、(a-1)でbeの前に、(a-2)でtoの前に入って自然な単語なんて選択肢の中にそれぞれ1つずつしかないので、ちゃんと答えられるのです。日頃の英文法やイディオムの学習は欠かせません。

 また、単語については語彙2万語を目指して、前々からmikanなど話題のアプリを使って学習しているため、科学英単語に特化した勉強はあまりしていません。「細胞」「合金」「オゾン」など、科学的な分野の単語であっても日常会話の中に出てくるものはたくさんあり、科学英語用に特化したアプリでなくてもこの程度の単語は収載さ れています。だから3級も簡単に見えたのだと思います。今回の準2級でも大問Iで出題された5つのうち4つはそうした一般的な英単語アプリで見覚えがあるものでした。暗号化のencryptはちょっと難しいですが、でもmikanか何かにちゃんとあったと思いますし、弁・バルブ(valve)、吸引(suction)、臭い(odor)などというのは特別に理系英単語というようなものではないのではないでしょうか?日本語でも普通に会話や新聞記事に出ることばです。

 自慢のような言い方になってしまいますが、日ごろからそういう英語の基本を勉強していたから、工業英検ということを意識した特別な勉強は本1冊程度で済んだのかと思います。もしかしたら単語力と文法力が私などよりずっとしっかりしている揺るぎない英語力のある方なら、実は自然科学系の英語を殊更に勉強しなくても3級や準2級なら対応できるのかもしれません。

 もっと時間を掛けずに自然科学系の単語をたくさん覚えたいという方や更に上級を目指す方は、自分に合った科学英単語専門のアプリを使い、また、講談社ブルーバックスの英語関係の本をたくさん読まれるとよいのではないかと思います。

 逆にこれはどちらかというと文系の方に向けてのメッセージですが、文系でも恐らく工業英検3級ないし準2級程度の英文は分からないと、実用英語能力検定(いわゆる普通の英検)やTOEICで環境問題や移植医療など最近話題になっているトピックを扱った科学技術関係のエッセイ・記事が出題されたような時に対応できないと感じまし た。また、英語論文やレポートの書き方など、更なる飛躍のために文系であっても理系の英語の作法を知ることは悪くないことだと思います。
 「工業英検」なんて文系には関係ないと思っていた私ですが、今は受験してよかったと思います。是非文系の方にも受けて頂きたいと思いました。

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第107回2016年6月 工業英検1級合格 吉田 様 無職

 定年退職後、日本工業英語協会のサイトに出会い、2級の問題に挑みましたが、全くお手上げの状態でした。そこで早速2級問題集等の資料を集め、工業英検の勉強を始めました。2級に目処が付き、1級の勉強も開始し、2級と1級を同時に受験しましたが、2級は合格、1級は不合格Bでした。その後は不合格Aが2回続き、4回目の挑戦で漸く1級に合格出来ました。
 小生の勉強法は次になります。
  工業英語ハンドブックの例文を繰返し行う。
  過去問を2級も含めて繰返し行う。
  技術系に限らずに良質の英文(新聞)を大量に読む。
  難関の要約問題対策として、適当な長さで技術に関する記事を選び、要約とタイトル付けを行う。
 2級合格後、定年まで勤めた商品試験機関より大量のマネジメントシステム文書の翻訳と技術文書の作成を依頼されましたが、この経験が役立ったようです。特に二次試験の面接では、この経験に基づいて質問に具体的に回答することが出来ました。  近道はありません。1級合格まで四年必要でしたが、こつこつと積み上げるのが一番ではないでしょうか。

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第101回2014年12月 工業英検1級合格 マイヤーズ 様 フリーランス会議通訳

 自分の技術翻訳の力を試すために受験しましたが日英の両言語を母国語とす通訳者でも難しいものでした。幸い試験対策のヤマがあたり1回で合格することができましたが、一次試験は時間との戦いでした。これから受験なさる方は事前に問題集を取り寄せ、時間配分の戦略を立てるとよいと思います。

 通訳・翻訳を指導する際に繰り返し生徒に伝えてるのは、日本語は「なる」言語、英語は「する」言語。訳文の視点を能動系?受動系に変換するだけでも目標言語が自然に読めるようになります。また、翻訳スピードを劇的に上げるにはサイトトランスレーションの練習をお勧めします。

皆様のご検討をお祈りしております!

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第101回2014年12月 工業英検1級合格 濱岡 様 日本規格協会 翻訳者

新聞記事より
電気新聞」4月1日付掲載
   OOまるまるのお仕事12  工業英検1級合格記事(pdf:504Kb)

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第97回2014年5月 工業英検2級合格  松本 様 熊本県八代市内公立中学校 教諭

 つい先週、今年度第1回の工業英検の2級の合格証書が送られてきました。
 私は、長年中学校の英語教諭をしています。ぼちぼち退職をしたら翻訳や通訳の仕事をしてみたいなと思い、工業英検2級を受けてみました。英語の検定試験受験経歴としてははるか昔、大学卒業直後に英検1級に受かりました。
 それからずーっとブランクがあり、40代でTOEICを3回受験しました。自分の英語力を試すためでした。最高点は875点でした。今回工業英検に挑戦すると決めたのは2月くらいで、すぐ問題集を取り寄せて週末に勉強をしました。3ヶ月はみっちり勉強しました。
科学の知識はあまりないので、苦労したのは専門用語でした。英文和訳はある程度できましたが、和文英訳に抵抗がありました。過去3年間くらいの問題も協会から取り寄せて何回も練習しました。本番は時間いっぱいかかりましたが、割と手応えがあり、1回で合格することができました。今後は退職したら主に製造業の会社で通訳と翻訳の仕事をしたいと希望しています。これからも勉強を続けたいと思います。

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第97回2013年11月 工業英検1級合格  杉崎 様 テクマトリックス株式会社 技術翻訳

 2回目の受験で合格しました (前回は不合格 A でした)。
テクニカルライティングや英語関連の本はこれまでに色々と読みました。その中で自分にとって特に良かったものは次のとおりです。

「工業英検 1 級対策」、「マスターしておきたい技術英語の基本 (コロナ社)」、「THEがよくわかる本―ザ・ラーメンからDefender of the Faith(英国君主)まで (ランガーメール編集部)」、「コミュニケーション技術 (中公新書)」「ザ テクニカルライティング(共立出版)」、「日本語スタイルガイド (テクニカルコミュニケーター協会)」

二次試験は、振り返ると転職の面接に近かったと思います。質問に対して受験者が「どのように対応するか」を見ているのではないかと思いました。これは私の想像ですが、予想外の質問が来たときに下を向いて黙り込んでしまったりすると、不合格になるのではないでしょうか。質問の意図が今ひとつ分からなかったら、仕事のミーティングのように「それは・・・ということですか?」と遠慮なく聞き返せばいいのだと思います。

後に、今回合格できて本当に嬉しかったです。その昔書店で 1 級の問題集を見たときは「こんなの誰が受かるんですかね」と思ったものです。

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第97回2013年11月 工業英検2級合格  福田 様 京都府在住

 受験のきっかけは、昨年秋、元々翻訳自体に興味があり、語学スクールの「技術翻訳通信講座」のサンプルレッスンをたまたま受けたことです。その時の講師の明快で的確な解答、解説、そして3Cを要求する技術翻訳の面白さに目が覚める思いがしました。既に61才でしたが、今の日本での技術翻訳者人口の少なさと需要の大きさを知り、俄然やる気が湧いてきました。
 根っからの文系人間の為、1月に先ず3級を受け合格。5月から8月末まで前述の講師の方の通信講座を受け、終了時点では自分でも合格の安全圏には届いていないと分かっていました。11月の受験までは、基礎となる3級レベルの単語(集)や文を見直すと同時に、2級の対策本や過去問題に取り組み、練習問題の出来が悪い時は、3級問題に立ち返り 頭をリラックスさせて自信とモチベーションを高めるよう仕向けました。2、3級の過去問題は新旧2冊を準備して、自然と対策本や推薦本も加え、飽きやすい性格をコントロールする為その日の気分で本を選んで取り組みました。ただし、こういう方法が2級を受ける方にお勧めできるものなのか分かりません。
 講師の先生からは、時間のスピードアップも注意されていましたが、予想より解答を見直す時間が残り、これが合格へと結びついた一因だと思います。合格できてホッとしましたが、1級合格が本来の目標です。今から技術翻訳者として社会で活躍し貢献したい62才の私には、「今しかないでしょう??」

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第97回2013年11月 工業英検1級合格  行徳 様 元セイコーエプソン株式会社

 僭越ですが、この場を借りて私なりの合格の秘訣(他の方の秘訣とはちょっと違いますが)を2つご紹介します。

一つ、有言実行
2013年の11月に早期退職するまでセイコーエプソンでプリンターの企画設計を担当しておりました。私は、常々後輩たちに商品企画、設計をする者、直接海外のお客様の要望を理解し、自分たちの商品の魅力を直接海外のお客様に説明できる英語力を持ちなさいと言ってきました。そのことを率先垂範するため工業英検1級の受験を決意し、職場のミーテイングで「今年中に工業英検1級に合格して見せる。」と宣言してしまいました。さーもう頑張るしかありません。できなかったら先輩としての威厳失墜ですからね。

二つ、仲間を持つこと
そうは言っても難しい試験です。一人ではモチベーションを維持することは容易ではありませんでした。情報交換をしたくても長野では仲間を探すことができませんでした。そこで徳田先生の「工業英検1級対策講座」を受講することにしました。徳田先生をはじめ4人の受講者と親しくなることができ、それぞれの勉強法について情報交換、激励しあいました。おかげで最後までくじけることなく勉強を継続することができ合格することができました。二次試験では先に受けた方から試験の雰囲気を教えてもらったおかげで、試験官との会話を楽しむことができました。

私の秘訣がこれから受験する方にすこしでもお役に経ち、お仲間が増えることを願っています。

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第97回2013年11月 工業英検1級合格  大塚 様 心臓血管外科専門医 東京都都立多摩総合医療センター

 職業は心臓外科医。英語のテクニカルライティングの経験は、医学ジャーナルの投稿論文、国際学会の演題抄録、リサーチファンドへのプロポーサル、手術書の翻訳の他、日々の手術レポートや電子カルテの記載など。
 SharpでGracefulな英文ライティングを習得したいと思い、学習のモチベーションとして今回の工業英検1級を受験した。日本工業英語協会推薦の参考書を何冊か読んで準備したが、センテンスやパラグラフを構成、発展させるテクニックを再確認でき、「レトリックは人を操るのではなく人を導くために使え」と説くWilliams著“STYLE”の最終章に啓蒙された。
 これまで得た英語資格は、英検1級、国連英検特A級、通訳案内士、TOEIC990などだが、工業英検には他の英語検定と異なる厳しさと魅力がある。明確な目的=“テクニカルライティングの上達”を維持し地道に学習しないと合格できないが、合格したときには上達を必ず実感できるのが工業英検である。
 最後に、学習のモチベーションを高めてくれた工業英検に感謝するとともに、英語によるCorrect, Clear, Conciseな情報発信力を高めることができる工業英検の受験を多くの学習者にお勧めしたい。

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第95回2013年5月 工業英検2級合格  中西 様 ビジネスコンサルタント

 私は高校時代よりラジオ講座(NHK英語会話)を聞き始め、英語を話したい英語を使って仕事をしたいという希望があったため、比較的他の人より早く英語が話せるようになったように思います。大学卒業後大手の建設会社の海外支店勤務になり(入社後10年)、イラクのバクダット支店でアドミ(administrator)として、銀行、市役所、航空会社の業務や会議に出席していました。

 工業英検も62歳になり初めて知り、2級合格までに丸3年間かかりました。現在会社を定年退職してビジネスコンサルタントをしていますが、私の工業英検2級の合格方法を述べたいと思います。

 第一として、2級で高い配点があるのはⅢ、Ⅳの書き換え問題です(80点満点)。これをまず、徹底的に問題に当たって良い点を取ること、時間的にはⅢ(10分)、Ⅳ(10分)で解く努力をすること。

 第二として、Ⅴ、Ⅵの英文要約と和文英訳の問題です。Ⅵの和文英訳で高得点を取ることはなかなか難しいので、英文要約で高得点を取るよう努力することです(40分ぐらいで解くよう努力すること)。

 全体的に100分の時間との勝負となると思いますので、時間の配分を特に注意して、順序的にまずⅢ、Ⅳから始め、それから(英訳)Ⅰ、Ⅱ、最後に(英文要約、和文英訳)Ⅴ、Ⅵを解くようにしました。

 いつも時間がたらなくなるので、なるべくⅢ、Ⅳ、Ⅰ、Ⅱを早く解答し、少しでも多くの時間をⅤ、Ⅵに廻した方が良いと思います。また鉛筆で解答している方もいると思いますが、できるだけシャープペンシルで書いた方がソフトな感覚があり、鉛筆よりずっと楽だと思います。鉛筆では間違いを消すのに時間がかかります。

 その他、私はジャパンタイムズSTを購読しており、英作文コーナーの英作文に応募(新聞)、テレビは「ニュースで英会話」を録画(NHK)し、投稿コーナーで応募、パソコンで「ニュースで英会話」(E-learning)を勉強しています。また、技術用語のために、NHK World Daily News、ABC Newsを毎朝聞いています。

 試験前に今までの問題(問題集)で時間を設定して自分で解いてみるのも良い方法ではないかと思います。私も前回から2、3年分さかのぼってやってみました。

 また、特記すべきことがあります。通信講座としてLarry D Brouhard先生の「英文テクニカルライティング」、「英文テクニカルライティングプロジェクト」は工業英語の3C、修辞法、要約、リバースエンジニアリングといった学校では教わることのない素晴らしい講座でした。最後に工業英検2級準備講座の興野登先生で英文を指導して頂きました。先生の著者「工業英検2級クリア」も要点をうまくとらえており、どうすれば良いのかがわかるとても良い本だと思います。

 自分の実力がこれ以上伸びないと感じたら、これらの研修会なり、日本工業英語協会の講座を受講された方が断然自分にプラスになると思います。

 私が工業英検2級を合格できたのは、自分の英語への人一倍の努力もありますが、以上の諸先生方が試験のための、あるいはプロとしての講座をしっかりやって頂いており、私達受験者に多大なるサポートをして頂いているおかげだと考えております。また日本工業英語協会様には公私共々本当にお世話になり、本当に有難うございました。

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第95回2013年5月 工業英検2級合格  龍口 様 プロフェッショナル・テクニカルライター・フリー通訳

 マレーシアで日系企業に務めた時に、文系的な英語の書き方では、現地の技術者の方に理解して頂けなかったので、日本に帰り、「工業英語」という存在を本で知りました。そして、勉強を開始しました。
 工業英検1級を取るまでは助言出来るほどのレベルではありませんが、文系でも理系の英語でも、とにかく問題を解いたら、模範文を何度か書き真似をする(少なくとも3回以上)作業を行いました。ライティングやスピーキングは、能動的な力を必要とするので、ともかく話す・書く作業を徹底するしか実力は向上出来ないと常々感じております。まだ1級を受かっていませんが、上記の方法で2級を一回目で合格しました。

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第95回2013年5月 工業英検2級合格  大黒 様 東海大学 海洋学研究科 海洋工学専攻2年

 工業英検2級は自己の科学英語に関する能力を確かめるのに最適な試験だと思います。
 私は今年、学会誌に論文を投稿するため英語で論文を執筆しましたが、指導教員から訂正された箇所は決まっていて、文章の構造が不必要に複雑な部分でした。つまり、私の文章は科学英語の基本原則である3Cを満たしていませんでした。2級の試験対策の勉強を通じ、3Cの英文を確実に自分のものにするためには普段 から2級の設問を解くような意識、すなわち必要最小限の単語で的確に内容を表現する方法を常に追求しながら文章を作成する訓練を積まなければならないと感じました。また、同じ文章の内容では一般に和文より英文の方が分量は多くなります。したがって、語数に制限のある英文を書き上げる場合、設問の解答に必要な能力が求められます。
 ここで受験のアドバイスを一つだけしますと、「解答の時間配分に自分の筆記速度を十分考慮すること」です。当たり前のことかもしれませんが、文章の作成にパソコンの使用が常態化した今だからこそあえて強調して申し上げます。ちなみに私は試験中、訂正、修正作業にかなり時間を費やしました。
 最後になりましたが、これから2級を受験される方の合格を祈念いたします。

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第94回2013年1月 工業英検3級合格  濱田 様 

 工業英検3級を受験したきっかけ
旧工業所有権の明細書、特許請求範囲、要約書、図面などで、外国語翻訳文がありますが、これはすべて、英語で記載することになっています。さらに、技術士になるために、修習技術者という過程を得ますが、ここで、語学を磨くという経験の方針もあります。そこで、上記のことを検討した結果、工業英検が最適であると思いました。

 苦労したこと
読解力と語彙力の少なさをどうするかと文法を正確にして、次の工業英検2級のライティングをどのようにするかだと思います。
翻訳についても、日本語の語彙力がなければ、うまくいきません。
そこで、工業英検ということで、日本語の語彙力は工学部をでているため、再度勉強をすることになりました。

 後輩へのアドバイス
ライティングの文法とリライトによる3Cを守っていけるかということです。
もし、これができれば、特許法で定められている穿孔文献の引用がありますが、英語の翻訳で食べて行けますし、アメリカのリサーチの特許文献が無料なら、リサーチもできます。それができないなら、博士課程の英語文献を読み漁ることになるでしょう。

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第93回2012年11月 工業英検1級合格  大西 様  三菱重工業(関連会社) 社内翻訳

 今回、二回目の挑戦で1級に合格する事が出来ました。
今振り返って感じるのは、実務経験と3Cの大切さです。社内翻訳者として働き始めて技術翻訳の実務経験を積む事で、去年過去問を解くだけでは身に付かなかった翻訳力を習得することが出来たと思います。

以下に大切だと思う項目を挙げたいと思います。
1. メッセージを掴む
2. 3Cを駆使する

1. 技術文書を訳していると、どうしても文字面に引っ張られてしまい、読み返すと自分でもよく意味の分からない訳文になっていることがよくありました。しかしそれはメッセージを掴めていないからで、極端に言えば「AはBである」と来たら機械的にA is B.と訳していたのです。
そうではなく、文字が集まって出来た文のメッセージは何かを読み取ることが重要だと感じました。1級の要約問題も同じ様に考える事が出来ます。つまり文が集まって出来た文章全体のメッセージは何かを読み取る時間が、翻訳する前に必要だという事を学びました。

2. 次に重要なのは工業英語の3C (Correct, Clear, and Concise)を駆使することだと思います。最小の単語数で相手が誤解する余地を残さない英文に仕上げる。名詞を強い動詞で書き変える。誰でも分かる最大公約数の単語を使う、などです。

実際、3Cで学んだ内容は現在の翻訳業務に多いに役立っています。工業英検を受験出来たことをとても嬉しく思います。有難う御座いました。

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第93回2012年11月 工業英検2級合格  瀬戸口 様  ITエンジニア⇒実務翻訳者

 現在、ITエンジニアとして会社勤めをしていますが、2013年2月からフリーランスで技術翻訳の仕事を始めるにあたり、テクニカルライティング学習の足掛かりとして受験することにしました。
 仕事で技術に関するドキュメントを英語で書いたり、ソフトウェアの設計の議論を英語のネイティブと交わした経験はありましたが、これまで工業英検を受験したことがなく、IT以外の工業英語には自分がこれまで使ってきた英語と異なる特有の語彙やクセがあると感じていたため、「工業英検ハンドブック」の例文500に目を通すことから始めました。これは本来3・4級向けとして書かれた本ですが、ひとつひとつの例文も短いので、工業英語の素振りのような感覚で素早く読みとおすことができ、さっと工業英語の感覚をつかめる本だと思います。
 2級の試験対策は、「工業英検2級クリア」で試験で問われる要素を知り、例題を解いて自分の弱い部分を明らかにして、その部分を過去問の練習で補いました。
 ちなみに、インフォメーションワードを指摘して、簡潔な例文にまとめる問題がありますが、この問題の練習は指定単語数で英文を書く問題を解くうえでもよい練習になります。元の和文からインフォメーションワードを取り出して、簡単な英文に落とし込むという作業をする問題だからです。簡潔かつ十分な内容を含む英文を書く練習でもあるので、後々の実務にも役立ちます。

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第93回2012年11月 工業英検2級合格  鈴木様  実務翻訳者

 元自動車メーカーに勤務。現在は同分野の技術翻訳をしています。
今まで所持しているTOEICや英検、また翻訳の経験年数のみでお仕事を頂いてきており、理系出身でもないため、クライアントさんに少しでも安心してお仕事を依頼頂くべく受験いたしました。2回目の受験で合格を頂きました。
 お恥ずかしい限りですが、工業英検に向けた対策や過去問も一切触れていませんでした。(対策と過去問の本は購入したのですが、結局のところ時間が取れず仕舞いでした)1回目が不合格A判定。2回目の試験の時に、ある問題が要訳しなければいけない設問だということに解答し終ってから気付き、慌てて制限文字数に調整しました。あと1問残っていたので本当に時間との勝負。
 1回目も同じ間違いを犯しています。ちゃんと問題を読み、過去問で試験に慣れるということをしておけば1度の受験で済んだかな。とどうしても思ってしまう次第です。
 無論、どんなコンディションであろうとしっかりと設問は読むべきですが。
 今後は1級に合格するべく、過去問だけではなく常日頃の仕事でも着実に研鑽を重ね、まだまだ勉強が足りない理系の知識を足していきたいと思います。
 このような平凡なミスをする受験者は稀だと思いますが、試験前に時間が取れなくても最低一回は過去問を解くこと。また、試験の際は設問をしっかりと読むことをお勧めします。

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第91回2012年5月 工業英検1級合格  唐戸様  英語講師

 工業英検には、実用英検1級取得後、勉強を持続するための目標設定を探す過程で出会いました。
 勉強を始めたのは英国の大学院に留学中のことで、しかも私の専門は文学でしたので、普段接する英文とは大分内容に差がありましたが、それがかえって新鮮でもあり、楽しみながら学べました。
 一次試験対策としては、『工業英語ハンドブック』中の単語を完全に覚え、次いでLarry D. Brouhard著 『Welcome to Technical Writing』で技術英文の理念と応用について学び、最後に過去20年分の試験問題を何度も解きました。解く際には設問ごとに時間制限を設け、全体にかける時間配分を厳密に調整しました。
 二次対策としては中山裕木子著『技術系英文ライティング教本』の他、海外の参考書を幾冊か熟読しま した。帰国後まもなくの第90回試験で運よく一次試験をパスできましたが、二次で失敗し、通信教育『英文テクニカルライティングプロジェクト』を受講して、第91回試験で無事1級合格証をいただきました。
 理系の、専門的な英語の試験ではありますが、技術英語の理念においては英語を用いるすべての人間が学ぶべきものがあり、特に相手に伝わる英語を書く技法において、技術英語の論理と実践はもっと普及すべきものと信じて疑いません。

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第87回2011年5月 工業英検1級合格  岩渕様  専門学校 講師

 病気で入退院を重ねていた2008年の夏、古本屋で工業英検4級の参考書を手にしたのが今振り返るとこの試験を目指す第一歩でした。全くの「文系畑」で英語を教えていましたが、いずれ復帰したら役立つかなと考え、療養中の気晴らしも兼ね試験の情報や参考書を集めました。

 日本工業英語協会発行の教本や過去問題集、ブルーバックスやオーム社などの技術系英文作成に関する参考書をできるだけ入手し、丹念に読みました。そして工業英語には、読み手に応じた英文にするための文章表現技法(レトリック)があることを知り、その奥の深さに興味を覚えました。

 治療を終え体力も回復してきた2010年春、2級を受けてみました。対策は過去問を本番と同じ時間で解き、解答と比較し理解した上で模範例文をノートに書き写しながら「技術系英文の型」に慣れることでした。試験当日は研究社リーダーズ英和辞典と同社和英中辞典を持ち込み、これらで十分でした。時間いっぱい使って解答し合格できましたので、早速1級の対策を始めました。

 やはり過去問を使い英文の型に慣れる「書き写し」に絞り、7つある設問を1問15〜17分ほどで解くよう心掛けました。2010年秋は力足らずで不合格Aでしたが、書き写しとその見直しを続け、2011年春「翻訳の仕事を依頼されたつもり」で一次試験に臨み、少し時間を余して書き上げ合格できました。二次面接までは日数がなく日本語で受けることにし、ネットや教本から情報を収集、3C(Correc t、Clear、Concise)や各種技術英文作成上のポイントをノートにまとめ頭に詰め込みました。この作業で、改めて「工業英語の全容」を把握できたようです。本番でも先ほどのポイントや心得、翻訳経験などを聞かれ、すべてに答えられたと感じ合格できました。

 技術系英文作成でも「英文法の運用」は必須で、その上で用語や表現に慣れ、情報収集力や分析力を高めることが大切だと感じます。そして、この間に起こった東日本大震災や原発事故に、「人と技術」の関係も改めて考えさせられています。心穏やかならざる日が続く中、それでも「旋盤も触れたことのない」文系出身が技術系分野も視野に入れ、今後も翻訳の勉強を続けていこうと思っています。これから受験する皆さんのご健闘をお祈りします。

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第89回2011年11月 工業英検3、4級合格  加藤 博人様 暁星国際小学校 5年生10歳

 私は4歳少し前から英語の習得を始めました。
 4歳の終わりに実用英検5級を受けて合格してから、1年後に英検2級に合格しました。それから、英検準1級やTOEIC、国連英検など英語に関する検定はもちろん、漢字検定や数学検定、ニュース検定など色々な検定を受けて合格して来ました。
TOEICで800点を超えた頃、一緒に検定の勉強をしているお母さんから「工業英検てのがあるんだけど受けてみない?あんた好きそうだよ!」と教えられました。ホームページの過去問題を見てみたら、私の好きな自動車や、コンピュータ、携帯電話の話題や、関連する単語も結構出ていたので、面白そうだなと思って、勉強を始めました。
そして、2011年11月の工業英検で3級と4級をダブル受験して両方合格しました。4級は1問ミスだったので、後もう少しで満点だったと思ったら悔しかったです。
 次回の2級は、全問記述式でとても難しそうですが、ぜひチャレンジしてみたいと思います。
 将来は、自動車の開発か携帯電話のデザインをしたいと思っています。工業英検で学んだことが役に立つ日が来るのかな?とも思いますが、今、私が興味のある分野の英語を知ることはとても楽しいので、将来に関係なく工業英検の受験と勉強を続けて行きたいと思っています。

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第89回2011年11月 工業英検2級合格  齋藤 慎平様 国立仙台高等専門学校 建築学科

 高専2年の時に3級に合格して以来、工業英検とは縁がありませんでしたが、今年の夏に受験した大学の編入学試験に向けて「工業英検2級対策」を用いて和訳、英訳を勉強したということもあり、2級について若干知識があったので今回受けてみました。10代のうちに2級に合格出来てとても嬉しく思います。
 工業英検向けの対策としては、「工業英検2級クリア」で2級の流れを把握し、そのあと「工業英検2級問題集」を解いて慣れるということをしました。インフォメーションワードと、2文を1文にまとめる問題は配点が高く、また見慣れない問題でしたので集中的に勉強しました。辞書については英和・和英ともに一般の中辞典を持ち込みましたが、2級の場合それらで十分でした。
 大学の理工系学部の編入試験を受験する際、その試験問題として技術英語関連の和訳や英作文がよく出題されます。ですから、編入学試験を経験した高専5年生や大学2年生の中にはその受験勉強の余力がある方が多く、工業英検2級に合格できる可能性が高いと思います。ぜひ受験を検討してみてください。

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第85回2010年11月 工業英検1級合格  飯塚 直人様 信越半導体(株) 技術本部 勤務

 自己啓発のために英語を勉強しています。2007年に英検1級に合格した後、次は工業英検に挑戦することにしました。
 工業英検1級は、合格率が低く(最近の3年は僅か5〜6%)、英検1級よりも更に難易度の高い試験でした。3年連続して1次試験で不合格でしたが、今回4年目の挑戦でようやく合格できました。
 1次試験対策としては、「工業英検1級対策」と「工業英検1級問題集」を勉強した後、工業英語の各種講座を受講しました。また、Scientific American の記事を読んで、100ワード以内に要約する練習を繰り返しました。1次試験は、工業英語の3C(Clear、Correct、Concise)の中でも最も大切な「Correct」を第一優先として解答しました。
 2次試験対策としては、「Welcome to Technical Writing」の重要ポイントを暗記し、以前に受講した通信教育「テクニカルライティングプロジェクト」を復習しました。
 また、2次試験前日には、日本工業英語協会主催のテクニカルライティングセミナーを受講しました。このセミナーは、これまでの工業英語に関する学習のおさらいのために、また工業英語に関する用語のリスニングに慣れるために、大変有意義なものでした。
 2次試験の面接では、工業英語の特徴、ライティングプロジェクトの進め方などに関する質問に対して、落ち着いて英語で答えることができました。今後も、自己啓発としてテクニカルライティングの勉強を続けようと思います。皆様のご健闘をお祈り致します。

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第82回2010年5月 工業英検3級合格  土谷 信暁様 東京薬科大学 生命科学部 分子生命科学科

 工業英検の受験のきっかけは理系でなおかつ、英語ができたら良いなと考えたからです。
 工業英語はまず指定の、対策用の本の例文を暗記することと、問題集を何度も繰り返し解き直すことが良いと思います。苦労したことは自分が思っているよりも、得点に結び付かないという事です。
 しかしそんな時に、日本工業英語協会で開かれる講座を受ける事で、刺激を受け、また元気を貰いました。講師の鈴木弘明先生に勉強法のたくさんのアドバイスと、自信を付けて頂きました。
 努力した事は、諦めないという事です。何度も繰り返し問題を解くという事です。問題を暗記するくらい解くことで、テストで聞かれる問題は過去と形式は変わりはないので、テスト本番での緊張が緩和されることに繋がります。
 後輩へのアドバイスは必ず思う様に点数に結びつかない時が来ると思いますが、諦めず、そしてあまり悩み過ぎずに自分を信じてひたすら問題を解いてください。そうすれば必ず合格を手にすると思います。泣いたり、辛いと感じても前に進む事で、泣いたり辛いと感じた分だけの喜びと達成感が待ってます。どうぞこれから3級を目指す人頑張ってください!!心から応援しています。

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