技術英検とは

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工業英検から技術英検へ

公益社団法人日本工業英語協会では、「科学技術文書を英語で読む能力・書く能力を客観的に正しく評価する」ための資格検定試験として、1981年より「工業英語能力検定」を実施し、これまでに、工業高校・高等専門学校・大学等の生徒・学生や研究者、企業等において科学技術文書の作成・翻訳に携わる方々、翻訳専門会社の翻訳者等、数多くの方々に受験をいただいてまいりました。

一方で、当初は、我が国の主要産業である「工業」を名称に掲げましたが、産業構造の高度化に伴って、現状、本検定試験が扱う領域は科学技術全般に広がっています。また、大学等での科学技術英語を扱う科目の名称においても、「技術英語」を用いている例が多く見受けられます。

このような状況を鑑み、本検定の一層の普及に向けて、令和2年度(2020年度)より本検定の名称を「工業英検/工業英語能力検定」から
「技術英検/技術英語能力検定」へと変更いたします。

本検定の目的や資格体系は現状を維持しつつ、よりわかりやすい名称へと変更することによって、理工系分野の生徒・学生、技術者、研究者の方々へ幅広く訴求し、我が国の技術英語力の向上に寄与いたしたいと考えます。

 

技術英検の変更点のポイント

  1. 名称を「工業英検/工業英語能力検定」から「技術英検/技術英語能力検定」へと変更いたします。
  2. 上級レベルの資格については、実務において専門的な技術英語文章等の作成、翻訳に携わっている方々が主たる対象となっていることから、級の名称を「1級」「2級」から「プロフェッショナル」「準プロフェッショナル」へ変更します。試験については同一の問題を使用し、得点率に応じて判定をすることとします。
  3. プロフェッショナル以外のレベルの級の名称を、「準2級」「3級」「4級」から、「1級」「2級」「3級」に変更します。
    ※ 新旧の検定試験体系の級、対象、合格基準等の比較については下記ご参照ください。
  4. 技術英検1級(旧準2級)の記述式問題の出題形式と配点が変更になります。
    ※詳細は「試験レベル・内容(技術英検)」をご確認ください。
  5. 令和2年度(2020年度)は、検定実施回数を年3回となります。ただし、プロフェッショナルのみ年2回となります。
    (開催月5月、11月、1月)

 

工業英語能力検定 合格者の資格表記について

合格者が保有されている資格は、工業英語能力検定(工業英検)の「工業英検〇級」となります。「技術英検〇級」と表記することができませんので、履歴書、エントリーシート等に記載される場合ご注意ください。合格証明書を発行する場合も「工業英検〇級」の名称になります。

 

「技術英検」概要について

対象 求められるスキル 合格基準 検定料 実施時間
プロフェッショナル
(旧 工業英検1級レベル)

対象

実務で科学・技術分野の
英語文書に携わる方 ・技術者・研究者
・論文の執筆・指導に携わる方
・翻訳者
・翻訳者を目指す方

求められるスキル

科学・技術分野の英語文書を読みこなし、かつ正しく、明確に、簡潔に書くことができる。文書のスタイルは種類(マニュアル、仕様書、論文等)に応じて異なることを理解しており、正しく使いわけることができる。

合格基準

合計で75%点以上の正解(150点以上)
※ただし、得点が50%未満の解答が1問でもあると、合計得点に関わらず不合格

検定料

¥16,500

実施時間

14:00~
16:00
(120分)

準プロフェッショナル
(旧 工業英検2級レベル)

合格基準

合計で60%以上の
正解(120点以上)
1級
(旧 工業英検準2級レベル)

対象

科学・技術分野の英語文書に
携わる方・興味のある方
・技術者・研究者
・技術系会社で働く企業人
・理工系分野の生徒・学生
・技術者・研究者を目指
 す生徒・学生
・翻訳者を目指す方

求められるスキル

科学・技術に関する英文を読むことができる。英文資料の要約、議事録、英文E-mail等の短文が書ける。

合格基準

合計で60%以上の
正解 (120点以上)

検定料

¥6,400

実施時間

12:20~
13:40
(80分)
2級
(旧 工業英検3級レベル)

求められるスキル

科学・技術英語の語彙力があり、構文・文法を理解している。

合格基準

合計で60%以上の
正解 (120点以上)

検定料

一般受験
¥5,300
団体受験
¥4,800

実施時間

10:50~
12:00
(70分)
3級
(旧 工業英検4級レベル)

求められるスキル

科学・技術英語の基礎的な語彙力があり、構文の基礎を理解している。

合格基準

合計で60%以上の
正解 (120点以上)

検定料

一般受験
¥2,600
団体受験
¥2,500

実施時間

9:30~
10:30
(60分)

※検定料は税込価格

技術英検のメリットと特徴

1
仕事で必要な工業英語のスキルを習得

仕事で必要な技術英語のスキルを習得

グローバルに対応できる人材育成の一環として、技術者の英語教育に焦点を絞った社内教育を実施するニーズが近年高まっています。
仕事で、現場で使える技術英語の習得を目指し、技術英検の受験と連動した相乗効果の高い教育を提案しています。

2
学校団体受験の増加

学校団体受験の増加

学校団体受験が年々増えています。
大学入試の導入にも活用されています。

3
単位認定事例

単位認定事例

工学部の学生を対象に技術英語に特化した講座を開講、最終的に技術英検2級を受験し、合格者に単位認定する大学が増えています。
単位と資格取得を連携させ、学生のモチべーション、スキル向上の機会として技術英検を活用しています。

4
文部科学大臣賞を目指す

文部科学大臣賞を目指す

技術英検は、年間を通して特に成績優秀な合格者に文部科学大臣賞の表彰をします。

5
科学技術の分野に特化

科学技術の分野に特化

科学技術英語の分野で頻出する基本語彙、前置詞の使い方から表現、知識を問う出題となります。

6
科学技術領域に特化した専門的な翻訳

科学技術領域に特化した専門的な翻訳

科学技術領域で必要とされる翻訳のニーズは高まる一方、専門的な翻訳者が不足しています。
翻訳者を目指す方は、翻訳業界で活躍するために技術英検プロフェッショナル取得を目指しましょう。

後援団体(申請中)

  • 文部科学省
  • 公益社団法人全国工業高等学校長協会
  • 独立行政法人国立高等専門学校機構
  • 一般財団法人職業教育・キャリア教育財団
  • 一般社団法人国立大学協会
  • 一般社団法人日本私立大学連盟
  • 日本私立大学協会
  • 一般社団法人電気学会
  • 一般社団法人日本機械学会
  • 公益社団法人化学工学会
  • 公益財団法人AFS日本協会
  • 公益社団法人日本工学教育協会
  • 公益社団法人日本工学会

技術英語の要となる“3C”の考え方

工業英語の要となる“3C”の考え方
Clear(明確に)

  • 1回読めば理解できる英文
  • 伝えるべき内容の論理関係を明確にした英文
  • 具体的でわかりやすい語句と構文を使った英文
Concise(簡潔に)

  • できるだけ少ない語数で伝わる英文
  • 簡潔でより直接的に表現した英文
  • 読み手の負担を最大限減らした英文
Correct(正確に)

  • 的確な名詞や動詞が使われている英文
  • 文法ミスや数字の間違いのない英文
原文:赤いLEDが点滅している場合、エラーが発生したことを示しています。
  • 間違った英文
    間違った英文:In case red LED is blinking, it is indicating error occurred.

    ネイティブにはこのように聞こえます。
    「万一赤いLEDが点滅しているといけないので、エラーが以前に発生したことを示しています」

  • 3C視点ではないありがちな英文
    3C視点ではないありがちな英文:In the case red LED is blinking, it indicates an error has occurred.

    間違いではありませんが、冗長でネイティブには読みづらい文章です。

  • 3C視点の英文
    3C視点の英文:A blinking red LED means an error.

    誤解を生まないだけでなく、読み手の負担にならないClear(明確)、correct(正確)、concise(簡潔)な英文です。

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